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2013.11.16

トレーニン・カーネギー・モスクワ・センター所長のロシア外交

11月15日、カーネギー・モスクワ・センター所長のDr. Dmitri Treninをキヤノングローバル戦略研究所に迎えてラウンドテーブル・ディスカッションを行なった。紹介者は河東哲夫氏。トレーニンさんの著作の翻訳も同氏。
トレーニン所長は1993年までロシア陸軍に所属。85年から91年まで米国との核戦略交渉に参加。退役後は研究生活。西側諸国の研究者とも太いパイプがあり、英語、ドイツ語が堪能。自分で「ドイツ語が専門」というくらいなので、英語よりドイツ語のほうがさらにできるのかもしれない。カーネギー・センターの初代所長に選ばれたのもなるほどと思われる国際人である。
ロシアはヨーロッパとは近似性が強かったが、プーチン大統領の下で多角外交が進んでおり、最近は東へ関与が深まっている、太平洋と西ヨーロッパの間のユーラシア・パワーとなっている、かつて西ヨーロッパはロシアにとりモデルであり、教師であったが、もはやそのような関係ではない、中国との関係は短期間の間に劇的に変化し、改善された、日本との関係は種々の分野で調整が行われるべきだ、安倍政権の日本と関係を改善できる、同盟でないにしてもactively developedな関係を目指せる、米国の外交もrebalancingしているが、米国のアジェンダはロシアと違っているが、両国はworking on equal footingだ、などがロシア外交のrebalancingとしてトレーニン所長が語った印象的なポイントであった。



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