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2013.04.14

ケリー国務長官のアジア歴訪

ケリー国務長官が韓国、中国、日本を順次訪問するなかで、北朝鮮問題にもっとも影響力のある中国がさらに北朝鮮への働きかけを強くすべきであるという、米国のかねてからの方針がいっそう強調された感はあるが、新味はない。北朝鮮に最も影響力があるのは、とくに安全保障に関する限り、中国でなく、米国である。これが最も基本的なことであるが、米国はそこに焦点を当てようとしない。それは、米国に世界戦略があり(中東が大変)、また、核戦略に影響を及ぼしたくないからである。それは米国としてまことにもっともなことであるが、北朝鮮に関する限り、核心に迫ることはできないのも明らかである。米国の高官はケリー長官に限らず、中国に不満を強めているという。それはごく当たり前のように聞こえるかもしれないが、実はお門違いだ。



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