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2013.05.26

北朝鮮の柔軟姿勢は本物か

4月末のミサイルの日本海側からの撤去、北朝鮮軍総政治部長の訪中など、北朝鮮が一時の挑戦的態度を改め対外関係を重視している姿勢を見せていることに注目が集まっているが、内政との関連も重要である。
いつものことながら、北朝鮮内部で何が起こっているか情報は少ないし、分かりにくいが、金正恩が軍内での権威を確立するために必要以上に強硬な姿勢を取った可能性がある。しかし、単なる肝試しではなかった。金正恩は就任以来軍のトップ(総参謀長)を2回交代させている(金格植元総参謀長が復帰)。前任の玄永哲は、昨年7月に総参謀長への就任が確認された。金格植は2010年に韓国・大延坪島砲撃を指揮した強硬派と目されている。
中国は6者協議の再開に力を入れているようだが、これはワークしないだろう。


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