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2013.05.14

パキスタン下院選挙

パキスタンの下院選挙で野党のシャリフ派が第1党になった。同氏はタリバンとも対話路線であるし、これまでの米国との協調路線は修正されるだろう。米国はアフガニスタンから兵を撤退させるが、タリバンとの関係がますます困難になる可能性がある。ビンラディンを殺害したのは成功であったが、パキスタンとの関係では後遺症が思いのほか強く残っているようだ。バルチスタン州での作戦ではパキスタン軍の協力が不可欠であり、そちらの方面でも今後の展開は予測しがたい面がある。無人機による被害も印象を悪くした。中国との関係は米国とちがってよくなるか。


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