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2016.01.07

(短文)米国の設計図を盗んで作られた中国のドローンなど

(ドローンについて当研究所は関心をもってフォローに努めている。)

 昨年12月17日付ニューヨーク・タイムズ紙、31日付NEWSERなどは、「イラク軍が12月6日、ISの支配下にあったラマディを攻撃するのに中国製の無人機Caihong(虹の意味)-4を使用し、効果的であった。この中国機は米国のMQ-9 Reaperに酷似しており、米国から、おそらくコンピュータ・ハッキングにより盗んだ設計図で製造されている可能性が高い。しかし、価格は比較にならないくらい安価だ。イラク軍はこの中国製無人機を4機保有している。」などと報道した。
 一方、ロシアの英語ニュースサイトRT12月30日は、米国の国防先端技術研究庁が開発したドローンは駆逐艦から発進・着陸が可能で、偵察・情報収集・攻撃能力などを備えており、その製品化のためのモデル機作成をノースロップ・グラマン社が9千3百万ドルで落札した。将来、駆逐艦が空母に近い性能を備えることになる」と報道している。

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