平和外交研究所

ブログ

中国

2013.08.04

鄧小平の三女鄧榕の出国

鄧小平の三女鄧榕(「鄧蓉」とも書く)が、7月28日の早朝、家族とともにオーストラリアへ出国した、これに先立つ6月下旬、鄧樸方(兄。文革中の迫害が原因で障碍者となった)が1千億ドルを持ち出して出国し行方不明となっており、北京はその行方を追っている、と7月28日の多維新聞(海外に活動拠点がある中国語サイト)が伝えている。ただし、これらはネットで流れている情報であり、事実は必ずしも確認されていないとも付言している。
鄧榕は鄧小平の私設秘書を務めた。『わが父鄧小平』の著書があり、子女のなかでも鄧小平について対外的にもっともよく説明した人物である。「補聴器兼拡声器」とも綽名されていた。
中共中央の権力闘争と関係があるか、全く個人的な問題か不明。


アーカイブ

検索

このページのトップへ

Copyright©平和外交研究所 All Rights Reserved.