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2016.04.18

(短文)中国における公金の不正支出

 中国の『新京報』4月15日付は、公金を不正支出した具体例を報道している(翌日の『多維新聞』によった)。

 腐敗行為の2割は公金で共産党の党費を支払うケースである。例えば、湖南省衡陽県の政治協商会議の元党書記は、党費はもとより、大きいものは家具、家電製品から、小さいものは孫娘のミルク代、紙おむつ、さらには靴下などに至るまで公金で払っていた。
 またよくある例の一つは、党費の横領であり、例えば、江西省撫州のある書記は5万元余を横領した。

 このような報道を当研究所で紹介することにはためらいもあるが、中国における腐敗はあまりにひどいので参考までに掲載しておくこととした。

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