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2015.11.17

プーチン大統領との平和条約交渉

プーチン大統領の年内訪日が延期された。同大統領との平和条約交渉は今後どのように展望できるか。東洋経済オンラインに「「日ロ平和条約」は、長くて困難な道である 「プーチン訪日延期」の正しい読み方」を寄稿した。要点は次のとおりである。

○これまで日本は、重い大八車=「日ロ号」を坂道を押し上げるように努力してきた。油断しているとすぐに転げ落ちる大八車だ。
○エリツイン大統領時代、「日ロ号」は最も高いところまで押し上げられた。
○プーチン大統領からは、「日ロ号」を下げようとしているかのような発言が、非公式には行われている。
○「日ロ号」がズルズルと落ちている状態で合意を急ぐのは禁物だ。ロシアが本当に日本との条約をまとめる熱意を持つようになり、かつ、強い政治力で交渉できるようになるまで、慎重に、粘り強く対応していく必要がある。
 

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