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2014.06.18

高所得中国人の海外逃避傾向

「国泰君安証券」(中国の巨大証券会社)CEOの陳耿はいわゆる「裸官」状態(家族は海外に居住し、本人は一人中国内にとどまっているが、いつでも海外へ逃避しそうな状態)になっていたところ、結局辞職して海外へ出国することになったというニュースが流れ、中国で話題になった。
この件に関連して、6月12日、「心路独舞-捜狐博客」は高所得者の海外逃避を嘆かわしい傾向としつつ、次のように評論している。
2013年の国連移民報告によれば、中国の移民数は930万人に上り、インド、メキシコ、ロシアの次である。また、2014年1月の「フージワーフ」報告(英国人の公認会計士ルパート・フージワーフがまとめた中国富豪ランキング)は、中国から高所得者の出国が増加している理由として次のような統計を示している。この調査は2014年3~4月、高所得者141名を対象に行なった結果である。数字はすべて%
(出国の理由)
教育21 汚染20 食品安全19 社会福祉15 医療11 資産管理8 計画出産4
(出国先)
米国52 カナダ21 オーストラリア9 欧州7 NZ4 シンガポール3 香港2 日本1


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