平和外交研究所

4月, 2013 - 平和外交研究所 - Page 10

2013.04.06

金正恩

金正恩、日本の横須賀なども標的 核の質的強化を目指す とか発言
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北朝鮮の挑発的言動が増えているか。安保理決議以来のことか、それより以前から金正恩の軍訪問が目立っている。軍内で権威確立のためか。金正恩第一書記が軍を訪れる記事が顕著に増えている。就任早々の時は保育園などへ夫人と仲良く出かけていた。この変化は何を物語っているか。

2013.04.06

北朝鮮

北朝鮮は、5年前に無能力化した黒鉛原子炉を復活させることとしたと発表した。
QC
黒鉛原子炉は日本で使用されているタイプの軽水炉型原子炉と異なり、核兵器に利用しやすいプルトニウムを作り出すのが特徴である。米国をいらだたせる可能性が大である。
北朝鮮は黒鉛原子炉を無能力化した後、軽水路型に切り替える決定を行なっていたので、今回の黒鉛炉復活の意味は何か、さらに今後の状況を見定める必要があろう。

2013.04.06

武器貿易条約

Arms Trade Treaty武器貿易条約、20130402国連総会で採択。賛成154米国も、反対は北朝鮮、イランおよびシリア。棄権は22.テキストはA/CONF.217/2013/L.3
QC
米国は全米ライフル協会(NRA)の強い政治力のため、銃の規制には反対してきた。この条約に賛成したのは一つの大きな前進。この条約は英国が推進役となったので米国の反対をうまくかわせた。日本も初期段階から積極的に協力した。
問題は批准が進むか、米国が批准するか。発効は50番目の国が批准した90日後となる。2~3年かかるか。
米国に次ぐ武器輸出大国のロシア、中国などは棄権した。これらの国の批准も見えていない。
ATTは必ずしも武器貿易の規制だけではなく、不正、不法でなければ貿易がしやすくなる面もある。

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