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2014.01.24

無人機問題 2

無人機の開発が進んでいる。昨年11月18日のブログで書いたが、これはその続きである。
技術の進歩により、一般人には想像もできない無人機が作られている、あるいは構想されている。一つの例がマイクロ無人機であり、昆虫サイズの無人機が登場しつつある。これは映像情報だけでなく、ディジタル通信傍受、湿度・温度センサーなども装備する。最近衛星画像が茶の間でも見られるようになっているが、そのうち、さらにこのマイクロ無人機が至近距離からとった映像がテレビに流れるようになるかもしれない。
海では海水の温度差エネルギーを使って長時間行動できる水中無人グライダーとも言うべき潜水艦が作られている。最長5年間水中を航行して偵察行動をするという途方もないものまで計画されている(2013/12/23 Time Magazine)。敵が敷設した機雷の状況を調べたりするのは結構だが、悪用されるとどうなるか。
極め付きは、ロボットが無人機を作るようになるかもしれないことである。これは未来のこととして語られているが、そのような可能性が出てきているわけである。
一方、国連はこれまで無人機利用の危険性について警告を発するなど、ブレーキ役を果たしてきたが、最近国連がコンゴ民主共和国で情報収集のために無人機を使っていることが明らかになった(2013/12/24 Common Dreams)。兵器化しないとの約束の下で使われているらしいが、人道活動目的のために無人機を積極的に活用する議論をするときかもしれないと言われている。
超小型化した無人機がテロリストにより悪用される危険があることは言うまでもないだろう。


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