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朝鮮半島

2016.05.23

(短評)北朝鮮のベテラン外交官の国葬

 北朝鮮の外交官であり、朝鮮労働党の重要な地位である書記にもなった姜錫柱氏が5月20日死去した。同氏が核問題をめぐる米国との交渉に携わったことはよく知られている。その後も北朝鮮の外交の重鎮であり、小泉首相の訪朝の際も金正日総書記のかたわらに同席していた。オバマ政権の発足とともに北朝鮮関係担当大使となったボズワース氏が就任早々訪朝した際、とくに姜錫柱との面会を求めたこともあった。

 姜錫柱氏の葬儀は「国葬」として行われるという。これが事実なら驚きだ。北朝鮮でもほかの国でも、外交官であった人が「国葬」の待遇を受けることは、最近はないのではないか。
 北朝鮮の考えは推測に過ぎないが、外交重視、それも米国との交渉重視の姿勢を示す狙いがあるのではないか。

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