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2013.07.11

防衛白書に関する中国外交部報道官の論評

中国外交部の華春瑩報道官が7月10日、記者会見で日本の防衛白書2013年版について論評した中で、「日本は中国内部の事情に口を出す権利は持っていない」と「中国側は日本との関係を非常に重視しており、中日間4つの政治文書に基づき、歴史を鏡にする精神で中日関係を発展させていきたい」と述べた点だけが興味がある。それ以外は中国語で言う「罵人語(人をののしる言葉)」だと思う。
後者は重要なコメントである。前者については、日本の防衛白書がなぜ中国の内部事情に口出したことになるのか、わかりにくい。中国軍のことを論ずれば、それは中国内部のことに言及することになるかもしれないが、「中国内部の事情」というのは少しニュアンスが違うのではないか。翻訳の問題か、それとも微妙な含意があるのか、もう少し様子を見る必要がある。



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