平和外交研究所のホームページをご覧いただきお礼申し上げます。
わが国は国際社会に門戸を開いてから約150年になります。この間国際化が進んだ面もありますが、諸外国との関係においてはまだまだ問題があります。たとえば、我々国民生活は外国語が氾濫していますが、一方では外国語で意思疎通する能力は国際レベルに達していません。生活面だけではなく、政治や経済などの面でも国際化が進んでいないために起こっている問題は少なくありません。
世界は急速にグローバル化しつつあります。日本が国際化をさらに進め、国際的感覚を磨き、国際社会の状況に対する理解を深め、国際競争力を身に着けることは喫緊の課題となっています。
当研究所は国際問題、とくに平和と安全保障に関する情報・意見の共有、利用に努め、諸情報の足らざる点を補い、吟味を加え、日本としての外交力を高めるための研究と提言を行なうことを目指しています。
私は長年、外交に携わってきました。その経験を生かし、また皆様に活用していただくために当研究所を立ち上げました。その運営については至らない点が多々あるかと思いますが、皆様のご指導を賜り、皆様とご相談しながら改善を加えていきたいと願っています。
当研究所の活動が皆様の一助となれば幸いです。
代表 美根慶樹
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2023.11.16
EEZ内へのブイ設置
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2023.11.11
辺野古の基地建設まで暫定措置が必要
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2023.11.04
中国におけるハロウィンと愛国主義教育法
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2023.10.27
『帝国の慰安婦』・対馬の仏像
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2023.10.16
中国で外国人に対する規制が強くなっている
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2023.10.09
日韓共同宣言を考える
平和外交研究所は環境安全学研究所とリンクしております。
■環境安全学研究所 : 研究所代表 氏田博士
http://www.insess.com/
代表紹介
美根慶樹
- 元日朝国交正常化交渉日本政府代表
- 元軍縮代表部大使
- 元在ユーゴスラビア連邦共和国大使
- 外務省を2009年退官
- キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
- 2014年から平和外交研究所代表
著書
- 『スイス 歴史が生んだ異色の憲法』
ミネルヴァ書房 2003年 - 『国連と軍縮』
国際書院 2010年
共著
- 『習近平政権の言論統制』
蒼蒼社 2014年5月 - 『21世紀の中国 軍事外交篇』
朝日選書 2012年 - 『21世紀の中国 政治・社会篇』
朝日選書 2012年 - 『日中印の真価を問う』
白帝社 2010年
論文
- 「スイスの核武装問題」『新防衛論集』
第27巻3号 1999年12月 - 他