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2013.07.09

防衛白書2013

2013年版の防衛白書が発表された。
今年の白書は中国の行動について、「高圧的対応」「不測の事態を招きかねない。極めて遺憾」「中国は(射撃用)レーダー使用を否定するなど事実に反する説明をしている」「軍事に関する意思決定や行動に懸念」など率直な表現で防衛省としての見解を示している。これらの言及はほぼ正確なのであろう。防衛省として重大視していることが明確に示されているとは思う。
ただし、一党独裁で、言論の自由を許さず、歴史的に日本に対し複雑な感情を抱き、中国内部で種々の矛盾を抱える中国の政府と軍に対して、このように率直に物を言うことが適切か、疑問の余地はある。
中国の反応を注意深く見守る必要があろうし、日本は第三国の理解を得なければならないということもある。
今回の白書がよかったとか、問題であるとか、日中関係にとって有益か否か、など即断せずに、じっくりと見ていく必要がある。



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