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中国

2013.07.29

中国海警局の発足

中国は7月22日、海上警備機能を統合した「中国海警局」を発足させたと新華社電が伝えた(23日)。
 これにより、従来「五龍」と呼ばれていた、武装警察の海洋辺防部局(海警)、国家海洋局の監督船(海監)、交通部中国海事局(日本の海上保安庁にあたる)の巡視船(海巡)、農業部漁政局の監視船(漁政)および税関の麻薬取締警察(海関)が統合されることになった。この5つの部局はたがいに意地を張り合うなど仲が良くなかったと言われており、かねてからその統合方針が示されていた。
 5つの系統の統合により、全体としての機能は強化され、それなりに尖閣諸島にも影響があろうが、以前からの問題がほんとうに解消されるかもう少し様子を見ていく必要があろう。
 この統合により、これまで武装が許可されていなかった部局も武装できるようになり、中国の武装船舶数は増加すると言われている。中国の各紙(環球時報、解放軍報など)はそのようなコメントを掲載しているようである。
 海軍はこの海警局とは今後も別組織であろう。したがって、今回の統合は非軍事部局間の組織再編成である。



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